トマトも薄毛を予防する食材として注目を集めています。
トマトの栄養素とは
βカロテン
βカロテンは緑黄色野菜の栄養成分です。体内でビタミンAに変化しプロビタミンAとも呼ばれます。
リコピン
トマトの赤い色はリコピンの色素によるものです。熟していくほどリコピンは多くなります。体内では作れない成分なので食品から摂取する必要があります。
髪にいい成分
トマトに含まれているリコピンはβカロテンの2倍、ビタミンEの100倍という抗酸化作用があります。頭皮は老化して毛母細胞の活性が悪くなると抜け毛の原因になります。脱げ毛を防ぐためにも活性酸素をためやすい夏の時期に旬のトマトをたくさん食べておくのがおすすめです。
育毛効果も
トマトを摂取すると必要な分だけビタミンAになるというβカロテンも含まれていてその効果で粘膜、皮膚の健康維持が保てます。
薄毛の改善も
ジヒドロテストステロンを抑制する食べ物としてはトマトのリコピンがよいとされています。トマトを食べるだけであれば手軽でいつでも摂取することができます。
リコピン効果
トマトには発毛効果だけではなく、艶髪効果にも期待できます。
しかし効果を得るためには毎日大きめのトマトを2つは食べないとなりません。
トマトジュースでも
食べるのは大変であればトマトジュースにしても効果はあります。1日コップ1杯くらい飲めばリコピンが15 mgほど摂取することができます。
市販のジュースを買う場合は無塩のものがおすすめになります。塩が入っているものを毎日飲んでしまうと健康にも問題が出ることがあるので注意しましょう。
加熱する
薄毛対策をするためにリコピンが含まれているトマトは積極的にとる必要があります。体内への吸収率を3倍に上げることもできます。加熱すればリコピンを閉じ込めている細胞が壊れて体に吸収しやすくなります。生で食べるよりも30分加熱して食べる方が栄養効率も高くなるのです。加熱例としてはトマト炒めや味噌汁などでもおいしく食べることができます。トマトに油が小さじ1杯入ると吸収率が1.5倍になります。
育毛や薄毛対策で
育毛のためにサプリメントを飲む人もいますがトマトやトマトジュースだけでも十分です。
トマトジュースであればどこでも売っていてトマトもすぐに買うことができます。
トマト缶の場合はナトリウムも含まれているので食べ過ぎないようにすることが大事です。
塩分のないトマトジュースなら家で作ることもできますし買うこともできます。
手軽に薄毛対策ができてしまうということになります。食べ物で対策するほうが経済的にも健康にもよいのではないでしょうか。
健康面にも注意しながら摂取することが大切です。
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